■日時:2016/3/15(火)14:00~
■会場:エクセルシオール千葉 (千葉県千葉市)
■参加者:入居者 約20名
■演者:
・三流亭 紅能
「動物園」
朝が弱く、力仕事が苦手で、口下手なため、仕事勤めが続かない男。
ある日、ぴったりの仕事を世話してもらうことになった。男が着いた現場は、なんと動物園だった…。
・味覚亭 四葉
「壺算」
壺が買いたい主人公は、買い物上手な兄貴分に一緒について来て欲しいと頼みに行く。
買い物上手な兄貴は、あれよこれよと勘定を値切り…。
■当日の様子:
演者は先輩・後輩タッグ。三流亭紅能くんは卒業間近、学生最後の落語に気合が入ります。「動物園」という噺は仕事をクビになった男が、動物園で虎の着ぐるみを着て働くというストーリー。紅能くん自身の社会人を目前とした素直な気持ちも交えてお客様の笑いを誘い、会場からは応援の眼差しも注がれていました。次の味覚亭四葉さんは元気いっぱいの挨拶から始め、会場は一気に明るくなります。「壺算」という噺は数字がたくさん登場し頭の体操にもなりそうな演目で、お客様はまるで算数の問題を解くかのように、頭を働かせて聞いている様子でした。
落語会後は、施設の皆様に交じりお茶会にも参加させていただきました。学生の落語を聴くのは初めてという方が多かったようで、孫世代にあたる学生落語家との交流に大変喜んでくださいました。学生達も皆様の温かい雰囲気につつまれながら、楽しいひと時を過ごしている様子でした。