■開催日時:2015/5/23(土)14:30~
■会場:内田学園 七沢希望の丘初等学校 多目的ホール(神奈川県厚木市)
■参加者:小学校1年生~6年生、PTAの御夫婦、同学園の幼稚園生など65名
■演者・演目:
・味覚亭 四葉
「饅頭こわい」お互いの怖いものは何か話していたところ、ある若者は饅頭が怖いという。
そんな馬鹿な、と饅頭をたくさん与えたところ、若者は本当に饅頭を怖がって…。
・暇良家 けしごむ
「狸賽」
バクチ打ちの男の元に恩返しに来た子だぬき。何にでも化けられるという子だぬきに対して、男が化けてもらったのは…
・六花亭 空道
「四人癖」
鼻の下をこする癖、目をこする癖、袖口を引っ張る癖、拳で掌を打つ癖の四人の男がいた。「それぞれの癖が出たら五十銭出す」と決めるが…。
■当日の様子:
小学生の父母の方々によって結成されたエスポワール家庭教育学級様より、「落語の持つコミュニケーション力を子供たちに感じて欲しい」との要望を頂き、開催となりました。
3名の学生落語家がそれぞれの演目を披露した後に“質問コーナー”を設け、落語を始めたきっかけや、道具がなくても「仕草」で物事を表現できる様子などを実演を交えて回答しました。
特に“湯呑みからお茶を飲む仕草”と“徳利からお酒を飲む仕草”では、それぞれ手の仕草と口元への運び方が異なることなどを具体的に示すことで、子供たちは勿論、父母の方々も関心を持ってくださっていました。