活動報告

ハピネス狭山【出張落語会】

■主催:社会福祉法人 誠由会

■日時:2020/10/1(木)

■会場:ハピネス狭山

■参加者:高齢者 約30名

■上映プログラム:「落語全集vol.1」の放映

■出演者:
・富士見亭 わび助(ふじみてい わびすけ)
「新聞記事」
長屋のご隠居が近所の男に「お前の友達の天ぷら屋に泥棒が入ったが、すぐにアゲられた(=逮捕された)」と冗談を話し出す。冗談と気が付かない男にご隠居は「入った家が、天ぷら屋(“揚げられる”の駄洒落)だからな」と念を押すと男はすっかり感心し、誰かに話したくて居ても立ってもいられず、友達に話しに出かけるが…。

・夢天家 揚和成(むてんか ばなな)
「時うどん」
知恵の働く兄貴分と少し足りない弟分がうどん屋に立ち寄るも二人合わせて15文しかない。うどんは一杯16文。兄貴分は上手いこと勘定をごまかし、15文で支払いを済ませてしまう。それを見た弟分は自分もやってみようと翌日出かけていていくが…。

・星葉亭 二名(すたばてい にめい)
「応挙の幽霊」
古道具屋が安く仕入れた幽霊の掛け軸をお得意先の旦那が高く買った。道具屋は商いが上手くいったため、翌朝旦那に届けると約束した幽霊の掛け軸の前で祝い酒を始める。しばらくすると人の気配を感じるのであたりを見ると…。

■上映会の模様・感想
 過去2回にわたり「出張落語会」を開催させていただいたハピネス狭山のご利用者様に、キンレイ心染ロジェクト参加学生の落語を安全にお楽しみいただけるDVD「落語全集vol.1」をお送りいたしました。早速、上映会を開催いただいたため、当日の模様やご視聴いただいた感想を下記にレポートいたします。

 上映にあたりプロジェクターを使用し、大型スクリーンでの上映とさせていただきました。やはり『時うどん』など知っている演目では「この落語知ってる!」などの声が施設ご利用者様より上がりました。

 レクリエーション活動が行えない現状での、午後のひと時はとても有意義な時間になりました。今後も当施設では、新型コロナウイルスの影響で施設内のアクティビティ活動およびレクリエーション活動の制限は続くと思われます。今回とは違う学生落語家さん・演目をみてみたいとの感想も多くあり「落語全集vol.2」をお送りいただく機会があれば、また、ご利用者様と一緒に楽しみたいです。(ハピネス狭山・ご担当者様より)

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