活動報告

志村第二小学校あいキッズ【出張落語会】

■日時:2018/9/3(月)14:30~15:1

■会場:志村第二小学校あいキッズ

■参加者:学童100名

■演者:
田町家 ほ八
「平林」
「平林」さんへ手紙届けるお使いを頼まれたが、まだ字が読めない定吉。主人から宛名の読み方を教えられ、忘れないように、「ヒラバヤシ」とぶつぶつ言いながら出かけていくが結局忘れてしまう。通りすがりの人に手紙を見せて、読み方を教えてもらうも……。

駿河亭 悪團治
「ちりとてちん」
夏の盛り、近所の男をたまたま余った豪華な料理で、もてなしている旦那。大喜びで食べる男と話しているうちに、なんでも知ったかぶりをする嫌味な竹さんのことを思い出す。丁度、台所でおかみさんが腐った豆腐を見つけたので、ここぞとばかりに旦那はそれを竹さんに食べさせようとして……。

■当日の様子:
残暑厳しい9月上旬、板橋区立志村第二小学校あいキッズよりご依頼頂き、元気いっぱいの小学生100名に向けて落語会を開催致しました。

ほ八さんは、初めて落語を聴く生徒が多いということで、扇子や手ぬぐいの使い方を説明。その後、「平林」を披露。忘れっぽく、字が読めない定吉をコミカルに可愛らしく演じました。案の定手紙の宛名を忘れ、通りすがりの人に聞いた読み方を全てつなげて歌いながら歩く場面では、子供たちも真似して歌い出し、大盛り上がりな一席でした。

次に登場した悪團治さんは、最初ものを食べる仕草をクイズ形式で子供たち披露し、食べる場面の多い「ちりとてちん」を演じました。旦那の出すものをなんでも美味しそうに食べる男とそっけない態度の竹さんを巧みに演じ分けました。旦那に勧められた腐った豆腐(ちりとてちん)を知ったかぶりをして食べてしまう場面で、苦悶の表情を浮かべる竹さんに子供たちも大爆笑。子供たちは登場する「ちりとてちん」に興味津々な様子でした。

最初は落語に興味がなかった子供たちも、落語も面白さに「また見てみたい」「面白かった」と笑顔で言っており、演じた学生も大満足な一日でした。

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