活動報告

東村山市福寿学苑会【出張落語会】

■日時:2017/10/10(木)10:50~

■会場:東村山市民センター(東京都東村山市)

■参加者:福寿学苑会会員 約100名

■演者:
・緑月亭 桔梗
「ろくろ首」
独身の与太郎は隠居に見合い話を頼むと、さる資産家の娘の婿養子話を提案される。娘は器量も良いが、一つだけ欠点があり・・・。

・橘亭 カレーぱん
「がまの油」
縁日にはさまざまな物売りが出て、 口上を述べ立てていたが、 その中でもはがまの油売りは有名であった。ある日大儲けしたがまの油売りは、飲み屋でベロベロになった。帰りがけ、また一儲けしようとくだんの口上をしゃべり始めたが・・・。

■当日の様子:
「明るく、楽しく、和やかに」がモットーという東村山市福寿学苑会さまより、定例会後のイベントとして落語会を開催しました。

緑月亭桔梗さんの「ろくろ首」では、間抜けな与太郎のおかみさん候補に挙がった娘は、なんと夜中に首が伸びる奇病を持つというお話です。朝の挨拶もろくに言えないような与太郎の姿を桔梗さんは愛嬌たっぷりに演じ、その愛らしさに会場の皆さんは釘付けになっていました。

橘亭カレーぱん君の演じた「がまの油」はベロベロに酔った油売りが口上を述べるも呂律も回らず、話す内容もちぐはぐ状態になってしまいます。昼間は嘘の切り傷でがまの油の効果を謳っていたものの、酔っぱらった男は本当に切ってしまい、見物客に血止め薬を乞うというオチはカレーぱん君のなんとも情けない表情と相俟って、会場は大盛り上がりでした。

終演後、感想や着物の着付けについて直接学生にお声を掛けてくださる方も多く、世代を超えた触れ合いが生まれた、素敵な会となりました。

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