食文化と落語

江戸時代から庶民に親しまれてきた落語には、食べものを題材にした噺(はなし)が多数あります。
「食」は庶民の暮らしに密接に関係し、落語には食文化のエッセンスが詰まっています。
このコーナーでは、毎号ひとつの「食べもの」を題材に、食文化と落語のつながりについて、落語研究家山本進先生が解説していきます。

  • 一部事務局スタッフが補足しています。

山本 進

落語研究家・芸能史研究家
1931年兵庫県生まれ、横浜で育つ。東京大学在学中に落語研究会に所属。大学卒業後は日本放送協会に勤務するかたわらで、熱心に落語の研究にいそしむ。六代目三遊亭圓生、八代目林家正蔵の聞き書きを多数手がける。日本放送協会退職後は、落語にまつわる多くの作品を編集・執筆。現在も寄席に頻繁に顔を出し、落語家たちから一目置かれる存在でもある。

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